Whereどんなばしょで
やっているの?
山・川・畑・文化・歴史・人、素敵な素材がギュッと詰まった飯能市。名産の西川材をふんだんにつかった、飯能市林業センターを拠点に活動しています。
西川材について
飯能の森で育った杉や檜は、かつて江戸城をも築いた銘木「西川材」です。江戸の大火のとき、さらには関東大震災のときも、復興材料として大いに活躍しました。東京の街に貢献した西川材は、飯能の里山のめぐみなのです。
飯能市林業センター には、その外観にも内装にも西川材がふんだんに使用されており、木に囲まれた木の香りあふれる空間となっています。触れて匂いをかいで、おやこで西川材の魅力を感じてください。
設備について
1階ロビーにあるもくもく広場は、「もくもくサークル」開催中は、赤ちゃんや小さいお子さんとお母さんやお父さんが、木の香りに包まれながらくつろいだり、木育をたのしんだり、子育て相談もできる素敵な空間です。
また、赤ちゃん用のプレイマット、授乳室、給湯室、幼児用トイレ用具なども設置しております。安心してお越しください。
2階には講義形式で使用できる研修室があり、小学生向けのキッズ・サイエンス・ラボなどは、この広々とした部屋で行っています。天井も高く、こちらの部屋も木の風合いが感じられます。
●駐車場について
広々とした駐車場を完備しており、おやこのキャンパス参加の際は、お車でお越しいただけます。
●住所
〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須343-1
●お問い合わせ
おやこのキャンパスはハンノウ大学が主催して飯能市林業センターを拠点に教室やセミナーを行っています。すべてのお問い合わせは、ハンノウ大学へお願いいたします。
飯能の森から元気をもらえる子どもが一人でも多く育つことを目標としています。元気をもらう、ということは飯能の森、つまり「木」と友達になっているということです。
もくもくらぶ・さっちん先生からのメッセージ
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長谷川幸子
(自然あそび企画舎・インタープリター) - 2021年、飯能の森から元気をもらえる子どもが一人でも多く育つことを目的として教室が開かれました。元気をもらう、ということは飯能の森、つまり「木」と友達になっているということです。会うと元気になる、会うと楽しい思い出が蘇る、友達のことをもっと知りたいと思う。友達の元気がない時は助けたいと思う・・・それが、飯能の自然環境を守りたいという気持ちにつながっていくと信じています。
- 子ども達は、初めこそ緊張した表情もみられますが、自然物に出会い、自らの想像力を発揮し、自由に創造していく中で、その様子はすっかり変わっていきます。また、その場にいる大人が「いいね!とっても素敵だね」と声をかけてあげることによって、子ども達はさらに想像力を働かせて「次はどうしよう?」と工夫する楽しさを見つけ出します。自分を認めてくれる大人と一緒に楽しく過ごす時間、そして木材だけにとどまらず枝、葉っぱ、木の実、水や土といった自然物との「出会い」は好奇心を刺激し、想像力や創造力に留まらず、思考力・判断力・表現力など様々な能力をも育むのです。
- 子ども達が成長した際に、飯能の自然環境を持続可能なレクリエーションの場として保全していくために『自ら考え行動できる人となる』ことを願っています。
- 木育事業報告書はこちら